社団法人千葉県獣医師会
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獣医師倫理綱領

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獣医師倫理綱領の発刊にあたって

 このほど千葉県獣医師会として『獣医師倫理綱領』を刊行することとなりました。
 これは白井規雄先生を委員長とする獣医事政策委員会諸氏のご努力の結晶であります。
 これまで倫理綱領の制定が望まれつつもその作成が遅れた理由は、多岐にわたる獣医師の職域では共通した倫理的な基準が形成できない事情があったと思われます。これは日本獣医師会でも、また日本小動物獣医師会においても共通した課題であります。

社団法人 千葉県獣医師会
会長 桑島 功

 動物の命を育むという獣医師の基本的な命題を考えても、畜産振興分野で家畜を扱う獣医師は命の経済的指標が優先され、ペット診療などの生涯伴侶動物などを対象とする場合とは基本的なスタンスが異なることとなりますが、どちらも獣医師の重要な対象です。
 ここが最も異質な部分ですが、県の獣医師会の枠で捉えた場合、同じ会員でも民間人と公務員では職務の倫理観は異なるものがあります。
 このような相違を越えても獣医師としての、他に示す倫理基準の設置が必要と判断されて今回の発刊となった経緯があります。この点は、委員会の労苦を多とすべきもので、全国でも率先して発刊にこぎつけた委員会各位とそれを支えた県獣医師会の底力に誇りを感じるところです。
 倫理綱領はこれが不変のものではありません。これを骨格と解し、各位にはこの綱領を身とし肉とする中で更に改善していく姿勢が必要と考えております。
 なお、この倫理綱領の内容は日本小動物獣医師会からも軌を一に発刊されますが、執筆主体は白井規雄先生でありますので内容に大きな変化はなく、千葉県獣医師会の成果が優先されていることを補足しておきます。


 

 

 

 

 

 

 

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