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千葉県では千葉県農業共済組合連合会が、出張所を含めて10ヶ所の家畜診療所を持ち、家畜の診療と健康管理全般にあたっています。 家畜診療所は「家畜の病気・ケガに対する適切な治療と予防」、「家畜の飼養管理や繁殖管理の指導」、「家畜の能力向上のための改良の指導」等を行うことで、畜産農家が健康で優良な家畜を育て、生産した良質な牛乳や肉などの畜産物を消費者に提供するための一端を担っています。また、新たな診療技術や飼養管理技術の研究にも取り組んでいます。 |
ちばNOSAI連HP |
千葉県の畜産は,日本酪農発祥の地(安房郡丸山町)として,あるいは北総台地の養豚,御料牧場を中心とした馬の生産など伝統と豊かな土地資源と温暖な気候に恵まれ,首都圏における食糧供給基地として順調に発展し,全国有数の畜産県となっています。
その豊かな畜産を支えるために県の畜産関係機関では,試験研究機関を中心として実施している能力の高い家畜を作る「家畜改良」,またその高い能力を十分に発揮させる「飼養管理技術」,家畜保健衛生所を主体とした家畜を伝染病から守る「家畜衛生」など大きな役割を担っています。
2001年にわが国で初めて確認されたBES(牛海綿状脳症)や2004年に山口県ほかで発生した高病原性トリインフルエンザでは家畜だけではなく人の健康への影響も心配され,検査から診断まで様々な対応に追われました。加えて受精卵移植技術の活用や家畜排せつ物処理対策への対応など,ますますその役割が大きくなる中で県畜産関係機関獣医師は、「安心のできる畜産物」の生産支援に努めています。
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